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大豆の生命力を知ろう!・・・発芽

 スーパー等のお店で売られている大豆(一部、焙煎などの熱処理した大豆は除きます)も、生きています(生きる力を持っている)。だから、お水を充分に与えると芽が出てきます(右の写真)。これを「発芽」と呼びますが、どの程度発芽をするかを調べることで、大豆の品質を評価することが出来ます。
  品質が良く、良い状態で保管されていた大豆であれば、ほぼ100%の粒が発芽します。ところが、温度が高い状態や湿度が高い状態で保存されていた大豆は、ダメージを受けているので生きる力を失い、お水をタップリ与えても発芽しなくなります。
  良いお豆腐を作るには、原料の大豆の品質が良くなくてはいけません。だから、町田食品では、発芽の試験を行って大豆の品質をチェックした上でお豆腐を作ることにしています。つまり発芽の試験は大変重要な意味を持っているのです。

発芽の試験をしてみよう!

町田食品では、より正確な発芽率を求めるため、下記のような手順で「発芽試験」を行っています。
 
◆脱脂綿を敷き詰めた専用のトレーに水を400mℓ注ぐ。
◆トレーに大豆を乗せる(穴が100開いているので、自動的に100粒計測できる。また、割れたような大豆は使用しないことに気をつける)。⇒左上の写真
◆28℃の恒温槽に48時間おく。
◆1cm以上発芽した種を計測する。⇒2cm以上伸びるものもあります。
 
家庭では同じように出来ないので、下記のように変えて実施すれば、同様の結果が得られるはずです。
 
◆使用する水は、塩素の影響をなくすため、ペットボトルなどで売られているミネラルウォーターを使用してください。
◆大豆は20粒程度で充分傾向がつかめます。⇒左下の写真はシャーレです。
◆容器としては、お皿やタッパー類を使用し、お皿の場合は、乾燥を防ぐためにラップ等をかけてください。
◆夏でしたら、部屋の片隅にでも置いておけば、充分発芽するはずです。

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グラフにまとめてみよう!

  乾燥している豆類やお米も、温度が高い状態に放置されると、ダメージを受けて発芽できなくなります。熱などの刺激が発芽にどの様な影響を与えるかについて、模擬的な試験をしてみましょう。ここでは電子レンジを用います(電子レンジは、マイクロ波を利用する調理器なので、正確には熱を加えるわけではありませんが・・・)。600Wの電子レンジで10秒、20秒、30秒、40秒、50秒、60秒間、大豆を処理し、処理時間によって発芽率がどのように変化するかを実測しましょう。グラフ用紙に処理時間に対応する発芽率をプロットすれば、下記の様なグラフが得られます。どうですか?何か実験らしくなったでしょ!
 尚、グラフに用いた値は、イメージを伝えるための仮の値であって実際の試験結果ではありません。電子レンジの処理時間を参考にして、実際に試験をしてグラフを完成させてください。

発芽試験で身の回りのことを調べてみよう!


 地球環境の問題が・・・・などと大げさな事は抜きにして、身の回りにあるものや普段何気なく使用しているモノが発芽に対してどんな影響を与えるのか?を調べて見ると、きっと新しい何かが見えてくると思いますよ。この何かをマトメれば、夏休みの宿題などにしても立派な研究となるだけでなく、自分だけが知りえた新しい発見と共に記憶に残る出来事になるでしょう。例えば・・・・
 
◆酸性雨の影響ってどんなこと?・・・・発芽試験を行う水に、酢やレモンを加えてみて下さい。加えれば加えるほど、発芽率が・・・。
◆トイレや台所の除菌・漂白に利用される漂白剤を加えてみたら・・・。
◆石鹸・洗剤・シャンプーだって発芽に影響しちゃうかも?
 

さぁ!きみも実験してみよう!

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